大学卒業後、地方から上京してきた宮野伊織は8年間勤務していた広告代理店を人員整理で自主退職し、突然の無職となる。職探しも捗らず、途方に暮れる伊織のもとに元同僚から日本観光にやってくる外国人の観光案内のバイトを紹介され、断り切れない伊織は半ば強引に押しつけられてしまう。
空港の待ち合わせ場所にやってきた依頼人は長身で無口、無愛想、しかも日本語がペラペラの中国人で曹瑛と名乗った。こんな人物が何故観光ガイドを必要とするのか不思議に思う伊織に、拠点とするマンスリーマンションに住み込みでの世話を強引に依頼する曹瑛。最初は逃げだそうとした伊織だったが、無愛想だった曹瑛の意外な人柄に惹かれ始め、行動を共にする。
互いの食文化を通して深まる交流に、仕事を越えた友情を感じ始める伊織。しかし、曹瑛の真の目的は「龍神」という名の狂気のドラッグをこの世から消すことだった。裏社会で生きる曹瑛の正体を知り、伊織は困惑する。思い悩んだ末、孤独に戦おうとする曹瑛を助けることを決意する。平凡な元サラリーマンと孤独な異国の暗殺者の絆と成長の物語。
ぶどうの手紙
──大学三年生の夏の夜、ぼくは、ぼくから母を守るために家出した。
毒親との生活に限界を感じた大学生の優里は、『代筆屋』を営む叔母の初美の元を訪れる。
ワイナリーと、初美さんの家である日本家屋を、行ったり来たりしながら、ワインと手紙とたまに文房具にまみれる夏を描いていきます。
七澤アトリ(ななさわあとり)
2021/08/13
WASHOKU ~コイ物語~
全日本高校生WASHOKUグランプリに挑戦する高校生二人の青春物語。
長野県佐久市に住む瀬野彩音は、ガールズグループのオーディションの最終選考に落選し、抜け殻のような学校生活を過ごしている。そんな中、隣のクラスのイケメン生徒、櫻井潤から突然「和食グランプリに出よう」と誘われる。
2019年全日本WASHOKUグランプリでグランプリを受賞した野沢南高校(当時)萩原彩音さん全面協力のもと執筆しております。
エイプリルフールズ・コミュニケーション
幼馴染みだったノノ宮 兎月(ののみや とげつ)と瞑想類 現子(めいそうるい うつつこ)は、親の再婚によって兄妹となる。
図らずながらも微妙な距離を保ってきた二人。
高校二年生になった年にヤンデレ気質の女生徒、夜須女 静(やすめ しおり)さんに付き纏われる。
ヘタレ男子の兎月と隠れ変態の現子にヤンデレ少女静さんの、学園を中心に回っていくそれぞれの想いと悩みと生活と悲喜こもごもな日々のあれこれ。
マリア〜シングルマザーが仕事先のバイト学生と恋に落ちたら〜
あなたは年下の相手を好きになったことはありますか?
この物語はアラフォーのシングルマザーが
年下の仕事先のバイト学生を好きになるところから始まります。
途中、さまざまな困難や人間の本性が出てきて、読むのが嫌になってしまうかもしれません。ですが、これも人間の性(さが)と考えて、温かい目で見守っていただけると幸いです。
それでは、物語の世界へご案内します。
セオリー・オブ・テロス
時は2025年。
VR技術が発達し、世の中の一部がVR化しつつあるが、決してバーチャルが全てになってはいない世界。
シンギュラリティと言われるものが訪れてはおらず、AIも実用化はしていない時代。
そんなある日、VRゲームのデバッガーであるカイは、不思議なバグと出逢う。
その小さなバグが世界を変える発端になることを、カイはまだ知らずにいた……
僕らは風に吹かれて
【全国書店で大好評発売中!】
『僕らは風に吹かれて』特設ページ:
https://sutekibooks.com/special/bokurawa/
『僕らは風に吹かれて』は、全国の書店およびAmazonでもご購入いただけます。 Amazonでのご購入は下記のURLより。
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〜 あらすじ 〜
ファッション系インスタグラマーであり、古着屋でバイトをしている湊は、ある日、人気上昇中のバンド『ノベルコード』のボーカル・蓮に誘われ、『ノベルコード』のメンバーになる。
湊たちは時代の流れに乗り、大躍進を遂げ、『ノベルコード』と共に大きく変化していく。それはまるで夢の世界にいるみたいに実感がなくて――。
これから僕は、どこへ行くのだろう?
人や世界が変わっても、僕らの想いは届く。
人気ロックバンド・WEAVERのドラマーであり小説家の河邉徹がおくる、今を生きる人への応援歌。
叶わない恋を叶える方法
【ステキブックスから初の書籍化!!】
夢の中で見つけた、もう一つの恋――
私は普通の大学に通う20歳で、友人もいて、バイトもほどよくやれて、片思いだけど好きな人もいる。
でも突然、気絶するように夢を見てしまう。
私のみているこの恋は、なんなんだろう――?
私ともう一人のわたしが巻き起こす、ちょっと不思議な恋物語。
2020年11月17日(火)ステキブックスより発売決定!
https://sutekibooks.com/items/kanakoi
サマースプリンター・ブルー
陸上部で活動する高校一年生の少女・青葉まどかは同じクラスの書道部に所属している松永祐人のことが気になっていたが、
ただ見つめるだけでうまく話せないまま、一年間が過ぎ去ってしまった。
ところが高校二年生の夏休み前、とある事がきっかけで連絡を取り合うようになったふたりは、お互い急速に惹かれ合っていき……。
今すぐ駆け出したくなるような夏の青春物語。
(三月のパンタシアの楽曲『サマーグラビティ』の基となる小説です。)
水色の君
地元に残る私と東京に旅立つ彼。
けれど、私は彼に言わなければならないことがあった。
水色の中で前向きな一歩が踏み出せる物語。
(三月のパンタシアの楽曲『透明色』の基となる小説です。)
8時33分、夏がまた輝く
「これが最後の花火だね」
17歳、夏。東京で生まれ育った少女・葵は、瀬戸内海の小豆島にある叔母のカフェを、夏休みの一か月限定で手伝うことになった。
そこで出会ったのは、同い年の悠ちゃん。
天真爛漫で、いつもくるくる表情を変え眩しく笑う悠ちゃんに、最初は戸惑っていた葵だったが、だんだんと目が離せなくなって……。
8時33分、物語が始まる。
(三月のパンタシアの楽曲『いつか天使になって あるいは青い鳥になって アダムとイブになって ありえないなら』、『恋はキライだ』の基となる小説です。)
青い春の少女たち
高校を卒業したら、私たちは一緒に“あること”をする約束をしていた。
希望と不安が入り混じる中、最後は笑顔で始まる物語。
(三月のパンタシアの楽曲『醒めないで、青春』の基となる小説です。)
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